メッキの種類とその違い
社章やピンバッジには必ずと言って良いほどメッキが施されております。まれに作成業者さんでコストを抑える為か手抜きなのかはわかりませんがメッキを施さずに納品している業者もおられるようですが純銀製や純金製などの効果な地金のバッジにも表面にはメッキが施されております。(参考サイト→社章やピンバッジに詳しくなるブログ)
その意味・効果としましては単純に見た目を良くするため、そして錆止め効果、装飾効果を目的としておりますがたとえば純金は元々が金色をしておりますのでメッキをしなくても良いのでは?なんていう声も聞こえますが純金は材料自体が非常に柔らかく傷つきやすいのでメッキデコーティングをしそして発色を良くするために施します。(純金やプラチナの仕上げ方)そこで今回はメッキの種類とその内容をご説明させていただきます。(社章のメッキ仕上げの参考サイトはこちらです)
金メッキ
その名の通り金色のメッキですが単純に材料の上に金メッキを施すのではなくニッケルメッキ(銀色)を付けてから金のメッキを付けます。その効果はメッキが2層になり非常に厚くなり強度も上がります。そしてニッケルメッキを施すことによって金メッキの発色が非常によくなります。参考URL→http://tks2980.dtiblog.com/blog-entry-42.html
ニッケルメッキ
上記にも記載させていただきましたがニッケルメッキは銀色で非常に光沢がございます。メッキ自体も固く強いためニッケルメッキだけでも長持ちしますが金メッキやロジウムメッキの下地としての効果も発揮してくれます。
ロジウムメッキ
ロジウムメッキは別名プラチナメッキとも言われ貴金属品や装飾品に多く用いられます。社章の場合はニッケルメッキを下地としてその上に施されます。ニッケルメッキと同様銀色ですが非常に上品白っぽい銀色をしていますので高級感が増しそして金メッキと同様の強度も得られます。
このように代表的なメッキの種類とその違いを説明させていただきましたがこれが基本となり付ける厚さによって発色を変えたり装飾効果の違いを表現出来たりします。今回は3種類のメッキについてご説明させていただきましたがそのほかにシャンパンゴールドやソフトニッケルなど特殊なメッキについては後日ご説明させていただきます。